先日届いた広告の話
こんにちは。べぽです。
先日ポストに一枚の小さな広告が入っていました。名刺サイズくらいの小さいものだったのですが、裏がマグネット式になっており、「冷蔵庫に貼ってお使いください」と書いてました。この広告は、どうやら水道屋さんのもののようです。
「お、マグネット式だから便利じゃん!」って思って、早速貼ってみることに。
こんな感じ。そこでふと気が付いたわけです。
冷蔵庫の広告ってブルーオーシャンだなということに。
我が家の冷蔵庫に貼ってあるものと言えば、
- ごみ収集のカレンダー
- 子どもが作ってくれた応援メッセージ
くらいしかありません。
こんな環境の中に1枚の広告が入ってきたわけです。そして冷蔵庫は毎日使う物なので、意識しなくても毎日見に行きます。=広告が目に入ってきます。それこそ水道が故障してしまった時に、「そういえばこんな所があったっけ」という選択肢の1つになりえます。非常にうまい広告の打ち方だなと感心したわけです。
例えば、これがポスティングで入ってくるチラシだったらどうでしょうか。おそらく中身を見ることなく、捨てる方がほとんどではないでしょうか?
しかし、今回の広告はマグネットという付加価値を先に提供することで捨てられるリスクを減らしています。冷蔵庫って色々貼ったりすることが多いので、マグネットは増えたとしても困ることは少ないです。広告の時点で先に価値を提供した結果、選択肢として残り続けるものに変化したんですね。しかも冷蔵庫に貼る広告って、あまり見たことがないわけですから、まさにブルーオーシャンというわけだったんです。
ただ残念だったのが、
- マグネットの磁力が弱い=紙を留めたりするのに使いにくい。
- QRコードが載っていない
この2点でした。
マグネットの基本的な使い方は、紙や物を挟んで留めておくために使うものです。その本来の機能を発揮しきれていないのが残念。
そして、今どきはインターネットを利用しない人はほとんどいません。自分が水道屋さんに修理を依頼する前に、この会社ってどんな会社なんだろうと疑問に思うのは当然のことです。フリーダイヤルがあったので、調べてみましたが会社HPは確認できませんでした。会社名で検索してもありませんでした。つまりどんな会社か分からないのに、修理を依頼することは依頼する側にとっては不安以外の何ものでもないわけです。ここも非常にもったいないなと思いました。
結果としては使わない広告なので、捨ててしまいました。逆に考えると、この2点をクリアしていれば広告としての価値は十分すぎるほど発揮していると言えるのではないでしょうか。
見る人の事を考えて発信しよう
今回のケースって、結局使う人の立場に立ち切れていないなと感じました。広告を打つ方法としては良かったんですけど、使い手のことまでは想像できていなかったというところです。
それって、ブログやツイッターでも同じことが言えるなと考えました。私もこうして日々感じた事や学んだことなどを発信しているのですが、読んでくれる人が「これいいな」って思えることを想像できなかったら、発信しても響かない。これも1つの勉強になりましたね。
特にツイッターは、“いいね”やリプの反応でダイレクトに結果が分かるので、自分の発信力を鍛えるにはすごく有効ですよね。日頃から相手の事を考えながら、発信することで自分の発信力が上がっていきます。相手の事を考えるには、具体的にどんな人が読んでくれるのかをイメージする。これをペルソナ設定というらしいのですが、そのペルソナを作って発信する方が、読んでくれた誰かに刺さりやすくなります。
そうして日々発信力を鍛えていきながら、その結果なんかをブログやnoteなんかにまとめたりできれば、マネタイズに繋げられそうですね。
そんな訳で1つの広告から発展して、自分の考えをまとめてみました。これも1つの発信力を鍛える練習です。 読んでくださった方の参考になる情報になれば嬉しいです。