・学生結婚したらどんな生活を送るんだろう。
・出産したらどれくらいのお金がかかるの?
・就活に影響は出ないだろうか?
こんにちは、べぽと申します。私は20歳の時に今の妻と学生結婚をしました。
今は2人の子どもにも恵まれ、幸せな毎日を過ごしています。今年で30歳になったので、結婚してちょうど10周年となりました。 今でも妻とはラブラブな関係を保っています!
また、本業は保育士をしています。子育てに関する悩みにもアプローチできると思います。 そして私が経験したことを基に記事にしてみましたので、 学生結婚をするかどうかで悩まれている方の参考になれば幸いです。
目次
- 学生結婚する人の割合は10%未満。そんなパートナーに巡り合えたことに感謝しましょう。
- 出産にかかる費用はおよそ50万円。国が支援してくれるので大丈夫です。
- 就職活動に確実に影響は出ます。でもどの会社に就職するかはあなた次第です。
- 最終的にはパートナーとの話し合い、そして自分で決めることが大切
1.学生結婚する人の割合は10%未満。そんなパートナーに巡り合えたことに感謝しましょう。
参考URL:厚生労働省 平成 28 年度 人口動態統計特殊報告
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/konin16/dl/gaikyo.pdf
このデータは厚生労働省が出している結婚している数の割合です。
その中でも、10代~20代の婚姻数は全体の中でも10%未満というのが分かります。
在学中に彼氏・彼女ができて結婚まで至るカップルは非常に少ないです。
かくいう私も20歳になるまで、彼女はおろか女性と付き合った事すらありませんでした。
しかし在学中に今の妻と巡り合えて、幸せな家庭を築くことができました。
学生結婚に至る理由は人それぞれだとは思いますが、まずはそこまで付き合うことができたパートナーを認め、感謝することからはじめてみましょう。
だって在学中に結婚できるカップルなんて10%未満なんですよ?もうそれって運命としか言えないじゃないですか!私はそう思います。
かくいう私も彼女が妊娠したことを機に結婚を考えた身です。当時は真剣に悩み、苦しみました。けれどその苦しみの先に幸せがあったと間違いなく断言できます。
今のパートナーを受け入れることができたら、次のステップに進みましょう。
※なおこれ以降の目次は、近日子どもが生まれる予定の方を想定して書いています。
2.出産にかかる費用はおよそ50万円。国が支援してくれるので大丈夫です。
「出産にかかるお金って、すごくかかりそう。」
「お金はどうやって集めればいいの。」
こういう不安は常に付きまとうことになりますよね。人によってはお金のことがネックになって、 前に進めない方もいるかもしれません。
ざっくりと言うと、出産にかかる費用はおよそ50万円です。
参考URL:(株)リクルートスタイル 出産・育児に関する実態調査2014
https://www.recruit-lifestyle.co.jp/uploads/2014/06/akasugu_chosa2014_0618.pdf
サンプル数が7000人超なので信頼できる数字と見ていいでしょう。
もちろん受診する医療機関によって開きがあり、自然分娩になるか帝王切開になるかで保険適用・不適用が変わってきますので、詳しい費用については必ず受診されている産婦人科に確認するようにしてください。
ちなみに私の場合は自然分娩で43万円程度かかりました。さらに定期健診や赤ちゃんを迎える準備する費用となると、もっとかかります。
(この辺の費用については、別記事でまとめようと思います。)
でも学生の身分で、こんな高額な費用用意できないよ・・・。親に伝えるのも怖いし、どうしたらいいんだろう。当時の私はこんな不安にさいなまれていました。精神的にもかなり追い詰められており、よく眠れない日もありました。
けれど日本にはちゃんと支援してくれる制度があります。
出産育児一時金
妊娠4ヵ月(85日)以上の方が出産したときは、一児につき42万円(産科医療補償制度の対象外となる出産の場合は39万円(平成27年1月1日以降の出産は40.4万円))出産育児一時金が支給されます。
※産科医療補償制度とは、分娩に関連して重度脳性麻痺となった赤ちゃんが速やかに補償を受けられる制度で、分娩を取り扱う医療機関等が加入する制度です。
全国健康保険協会 協会けんぽのHPより
https://twitter.com/bepon_pokelove
つまり国から出産費用を支給してくれるんですね。少子化が進む日本において、
とてもありがたい制度です。当時は「日本も捨てたものじゃない!」と感心しました。というか、こういう制度をどうして学校では教えてくれないんでしょうね。もし知っていたら助かる命もたくさんあるのではないかと思ってしまいます。
この制度を知ったことで心の負担はかなり軽くなりました。ただそうはいっても、「この先、家族を養っていけるのか?」という不安はつきまといます。
(これは今でもありますけどね笑)
この時に必要なことは、“決意”と“覚悟”です。
当時はバイトもせずに過ごしていた楽天的な大学生でしたから、お金を稼ぐ苦労なんていうのも知りませんでした。今の子たちはバイト経験も比較的多いので、そのあたりは大丈夫かもしれませんね。
私の場合は、
「せっかく授かった子どもの命なんだから、大切にしよう!」
という至極シンプルでまっとうな結論にたどり着きました。そして親になることを決意し、今の妻と結婚することを決め、これから自分が働いてお金を稼いでいくという覚悟をしました。
10年前を振り返って思うことは、この時の悩みがあったからこそ、どんなに苦しい状況でも、また頑張れるという自分の原動力になっていると自信を持っていえます。学生結婚を考えている方は、しっかりと悩んで自分なりの結論を導き出してほしいと思います。
3.就職活動に確実に影響は出ます。でもどの会社に就職するかはあなた次第です。
子どもを持ち家庭を築くことを決意できたなら、収入を得るよう努力しなければなりません。バイトも大切ですが、自分の将来を見据えてどのような社会人になるかの人生設計も大切です。多くの方は就職活動も控えていると思いますので、ここでは就職活動をする際の視点を伝えたいと思います。
結論から言うと、
就職活動に影響は出ますが、マイナスばかりではありません。最終的に就職する会社を決めるのは自分自身。
就職活動のゴールって内定を1社以上もらう事ですよね。複数内定を取る人も最終的には1社に決めなければいけません。それを決めるのは親でも先生でも、そしてパートナーでもありません。決めるのはあなた自身です。学生結婚したことも、育児をしていることも全てが1社を決めるためのフィルターになってくれます。
私の経験を具体例に出すと、
当時の私は大学3年生でしたので、ちょうど就活の時期とかぶっていました。慣れない育児に戸惑ないながら、将来の事も考えて活動をする。しかも昼は講義、夜はバイトという3重苦のような日々を過ごしていました。
妻も同じ年でしたので、苦労は私以上あったのではないかと思います。休学してくれていたので、育児は彼女にまかせっきりで、自分はバイトと就活にある程度専念できていたと記憶しています。今の妻には頭が上がりません^^;
さて、そんな時の就活でしたので、早く内定を取らなきゃ!そして安定した収入を得なければいけない!と躍起になっていました。今思うとこれが失敗でしたね。就職活動は企業があなたを採用するためのプロセスであると同時に、あなたが就職したい会社を選ぶプロセスでもあります。
要はお見合い=マッチングシステムなわけですね。
たぶん多くの人は合同企業説明会や企業主体のセミナーなんかに参加するのが普通ではないでしょうか。企業側からすると、
説明会やインターンなどで見込み学生を囲い込み→採用活動でふるい分け→内定を出す
という流れですね。学生もその流れの中で人事担当者に気に入られようと、自己分析をし、履歴書やエントリーシートを作成し、面接でより良い自分をアピールする。
でもこれって「企業側に合わせた自分」というのを作っていませんか?やりたいことが明確に決まっていて、絶対この会社に就職したい!という意志が固まっている方なら別ですが、あなたにはパートナーや子ども、自分の将来のことなど
他にも大切にしたいことがあるのではないでしょうか。それを犠牲にして、作った自分が採用されても幸せな未来なんてありません。自分はそれで失敗して1年で新卒採用された会社を辞めました。
だから、
まずは自分が一番大切にしたいものを明確にしましょう。
私は家族のことを大事にしたいと考えました。
生活をするための必要最低限な収入は確保しつつ、家族で過ごす時間もしっかり確保したい。そう決めてから、自分らしい自分を受け入れてくれる企業を探すように意識が変わりました。
昔と違って今は残業や長時間労働にも社会から厳しい声が上がっており、個人が自分の時間を大切にしたい風潮に変わってきました。企業側もそういった人の働きやすさを確保するため、労働条件を見直し、福利厚生の充実を図っています。
なので、自分の条件に合う会社は見つけやすい時代になったと言えるでしょう。
働きやすい職場かどうかを見つける際に、
企業説明会で
・残業はありますか?
・育児休暇はどれくらい取れていますか?
と聞く人がいるかもしれませんが、NGです。就活初心者と思われます。下手をすると、意識低い系の学生に思われるかもしれません。
こういったデータはハローワークの募集案内を見ればわかることもありますので、ご自身でググって調べてみることをお勧めします。
私は実際に企業に訪問して、働いている人に
・子どもがいるのか?
・休日は何をされているのか?
を直接インタビューしました。
ここで得られた情報を基に、本当に働きやすいのかどうかを判断しました。実際残業ゼロの企業なんてほとんどないです。(本音と建て前ってやつですね)
ただし、自信の子育てと両立できるかというのは、社員の話から分かることもありますので、そこを参考にすると良いでしょう。
(どういう就活をすればいいのかについては、別記事でまとめようと思います。)
学生結婚して子どもを育てているというのは、他の就活生に比べて
5年先、10年先の将来をイメージするのが格段に簡単になり、フィルターの精度も高くなるので、実はメリットもあるんですね。
もう一度言いますが、最終的に就職する企業を決めるのは“あなた自身”です。
4.最終的にはパートナーとの話し合い、そして自分で決める事が大切。
ここまで学生結婚する際に不安になるポイントや私自身の経験談を紹介してきました。この記事を読んで、なんとなく学生結婚って悪いことばかりじゃないんだなと思ってもらえれば幸いです。
ただし、これはあくまでも私の経験や考え方なので、「じゃあ学生結婚するか!」と安易に決めて欲しくはないです。あなたの育ちや周囲の環境、置かれている状況は私とは異なると思います。
最終的にはパートナーの方と、
どの選択肢が最もお互いにとって幸せになるのか。
もし子どもを授かった場合は、どうすればこの命を大切にできるのか。
こういった事について時間を取って、ゆっくり話し合って頂き、最善な答えを導いてほしいと思っています。 本音もぶつけ、腹の底から納得できる答えを見つけてほしいです。
その回答が出てきたうえで、
・子育ての事
・家庭生活の実際
・その他、相談に乗ってほしいこと・・・etc
こういった事について私の経験からアドバイスできることもあると
思いますので、 メッセージやコメントをお寄せ頂ければと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
Twitterやってます!お気軽にフォローよろしくお願いします^^
https://twitter.com/bepon_pokelove
赤ちゃんがよく笑うベビー服をつくりたい【Combimini(コンビミニ)】