毎日毎日3~4時間くらいかけて記事を書き終える。
渾身の想いでブログをアップしてみても、
PV数は3人とか。。。
こんなこと続けて、本当に収益化できるのだろうか。
ブログを100記事書けば、
こんな努力も報われる日が来るのだろうか。
子どもと遊ぶ時間削って、
やりたいことも我慢して、
やっとの思いでアップしても、
アドセンスは0円。
アフィリエイトしても商品が売れない。
もう、こんな気持ちでブログを書くのはやめにしませんか?
どうせ書くんだったら、読んでくれた人が、
「この記事めっちゃ面白い!」
と言ってもらえるような記事を書きませんか?
そっちの方が精神的にも健全ですし、
更新するのも楽しいですよね?
そんな記事を書くためにはどうしたらいいのか?
この記事を読んで頂ければ、読んでくれた方が面白いと言ってくれるような記事の作り方が分かり、あなたのブログにも活かせるようになります。
なぜ言い切れるのか?
僕が実践している方法だからです。
もう少し具体的にいうと、
マーケティングの手法に基づいて、
実際に試して、反応を得られている方法
だからです。
今回はNHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」を題材にして、
あなたのサイトを訪れてくれた人が読んでくれるブログの作り方
をご紹介します。
とと姉ちゃんって何?
「とと姉ちゃん」は、2016年度上半期放送のNHK朝ドラ第94 シリーズの作品です。
連続テレビ小説 とと姉ちゃん 完全版 ブルーレイ BOX1 [Blu-ray]
高畑充希 主演で、平均視聴率22.8%というNHK朝ドラ歴代3位の人気ドラマでした。
あらすじ
小橋家3姉妹の長女として生まれた常子が、幼少期に結核で亡くなった父(=とと)の代わりに、一家を支えていく物語です。
戦争を生き抜いた強い女性像を表現していると同時に、ビジネス的な視点から観ても大変面白い作品でした。
常子が立ち上げた3つのビジネス
歯磨き粉の販売
これは常子が女学生時代に住み込みで働いていた弁当屋さんでのエピソードです。
弁当を配達して回っていた時、お客さんが歯槽膿漏で悩んでいる様子を目の当たりにしました。
当時、常子の母親も同じ症状で医者に通っていました。
常子は担当のお医者様から練り歯磨きの作り方を教わり、
自作した歯磨き粉を母親に試してもらったところ、
歯槽膿漏が改善したという実績を得ることができました。
そして他にも同じ症状で悩んでいるお客さんに、この歯磨き粉を使ってもらうため、様々な試行錯誤の末、KTハミガキという商品の開発に成功します。
このKTハミガキをサンプルとして弁当を注文したお客さんに付けてみたところ、瞬く間に評判が上がり、チューブ型の製品に改良して、飛ぶように売れていきました。
この時の常子のすごいところは、
歯槽膿漏というお客さんの悩みを見つけ、
歯磨き粉という商品で解決してあげた
という所です。
弁当屋という固定された概念からは、出てこない発想ですよね。
普通、弁当屋だったら弁当の具や味付けで解決しようとします。
じゃあ、常子はなんでこんな発想ができたのでしょうか。
それは、
お客さんの悩みを解決してあげたいという想いが強いから
なんですよね。
もちろんアルバイトという身だったから、こんな軽いフットワークで動けたのかもしれません。
ですが、ふつうは時給分働いて終わりですよね?
お金稼ぎという枠を超えて、
お客さんの悩みを解決することにコミットする。
この姿勢から学ぶことは多いですね。
他のエピソードも見てみましょう。
戦後に「スタアの装い」という雑誌を発刊する。
戦後で焼け野原になり、なんとか稼ぎを得たい常子たちは、親戚の鉄郎おじさん(向井 理)から、女性でも関係なく稼ぐことができるビジネスに挑戦することを勧められます。
常子は戦前に勤めていた出版業の経験から、オリジナルの雑誌を発刊するという結論に至りました。
素人ながら手探りをしつつ、
当時日本に流行をもたらしていた外国人のファッションについて紹介する雑誌=「スタアの装い」を発刊します。(いわゆるキュレーション記事ですね。)
挿絵もふんだんに使用しながら、分かりやすくファッションの特徴をまとめていたこの雑誌は主婦層を中心に話題を呼び、第1号は多くの女性に売れていきました。
第2号では、ワンピースを作るもととなる直線断ちという手法を紹介し、身の回りの布や端切れを用いて洋服を作る方法を伝えました。
他には、下着を作る方法も話では登場しています。
僕はこのエピソードを見て、常子やっぱすげーわ!ってなりました。
何がすごいかっていうと、
戦後というのは焼け野原になって物がない時代なんです。
そんな時代において製造業は最強でした。
物を作れば売れるからです。
ですが、常子はあえて「情報発信業」に挑戦した。
なぜか?
多くの人は、モノ以前にお金がなかったからです。
常子はここに気づいたんですね。
お金がないから洋服を買えません。
しかし、女性たちは海外からのファッションをなんとか自分も真似したいと悩んでいた。
ここにビジネスチャンスを見出したわけです。
そして常子は、誰でも実践できる情報を提供することによって、女性たちの暮らしに豊かさをもたらしたんですね。
わずかなお金でも情報を提供することによって、暮らしを豊かにできる。
そう確信した常子は次のビジネスを始めます。
「あなたの暮らし」を出版する。
一流の出版社になるためには一流の場所からという、当時編集長を務めていた、花山(唐沢 寿明)の助言のもと、常子は銀座に出版社を構えます。
この時の時代背景としては高度経済成長に向かう日本が舞台でした。
高度経済成長は、戦争から立ち直り、ありとあらゆる便利なものが人々に普及し始めた頃です。
この時すでに「あなたの暮らし」を出版していた常子でしたが、スタアの装いのコンセプトと同様に暮らしを豊かにするためのアイディアを発信し続けていました。
中でも当時は珍しかった「ホットケーキ」の作り方は、安価な材料でお腹を満たすことができるという事で、大反響を呼びました。
しかし、常子はこの時の情報発信の在り方を模索していました。
そしてある時、粗悪な製品によってケガをしてしまったり、不利益を被っていたりするという現場を目撃します。
そこで常子は新しい情報発信の在り方として、
当時としては画期的な製品テストを独自に行い、客観的な評価をまとめて、主婦層を中心に発信することを決意します。(いわゆるレビュー・口コミ記事ってやつですね。)
製品テストの精度は厳密で、管理や測定方法も、常子や花山の論理に基づいて徹底されていました。
この雑誌での情報を元に商品を購入したお客さんからは、信頼がおける情報として根強いファン層を獲得していくことになり、主婦層の強い味方として不動のブランディングに成功していきます。
最終的には文化功労章を受賞することになり、名実ともに日本の発展に欠かせない出版社としての地位を獲得したところで、ドラマはハッピーエンドを迎えます。
この時期には当然競合他社だらけになっていますし、出版社はキュレーション情報で利益を上げていた時代でした。
キュレーション情報では他社と差別化できなくなってきたので、実体験に基づく情報提供に舵を切り直したわけです。
常子さんの先見の目はハンパないですねw
これら3つのエピソードに共通すること
ここまで、とと姉ちゃんのドラマを基に3つのエピソードを紹介してきました。
この3つのエピソードに共通する成功法則とは何でしょうか?
少し考えてみてくださいね。
それは・・・・
ターゲット選定
と
リサーチ
がきちんとなされている
ということなんです。
①歯磨き粉の販売では、
弁当の購入客が主なターゲットで、
その悩みは歯槽膿漏でした。
②スタアの装いでは、
お金に余裕がない女性がターゲットで、
その悩みはきれいな服を身につけたくても身につけられない事でした。
③あなたの暮らしでは、
主婦層がターゲットで、
その悩みはモノがあふれる世の中で
何を買えばいいか分からないという事でした。
つまり、
ターゲットが
どんな悩みを抱えているか?
これを理解すれば、価値のある情報提供ができるということです。
そしてこれを可能にするのが
リサーチ
です。
もちろんドラマの話なので、そんなにうまくいかないよという考えもありますが、リサーチの大切さは多くの成功者が提唱していることです。
ブログってビジネスの入り口としてものすごく良い題材なんですよね。
何屋さんをやるのかってところからターゲットのお客さんを決めて集客、販売、商品のレーンを組んでリピーター作ってっていうマーケティング全体を触れるし実践できるから。
後に様々な方向に派生がさせやすくもなる。
— 斉藤瞬 / 執筆起業家 (@0Gl3y) March 24, 2019
「2ヶ月でマネタイズしてください。」
と言われたら、
1~30日目:
リサーチ(仮説化)31~40日目:
発信(説立証)41~50日目:
コンテンツ(説の体系化)51~60日目:
販売僕ならこれをするね。
とにかくリサーチ(準備)に
パワーを注ぎまくる。以上。
ちゃんちゃん。
— ミッキー (@mickey___777) April 25, 2019
ブログでも同じことが言えます。
じゃあ、自分のブログではどのようにすればいいの?
これについて次回の記事でお伝えしようと思います^^
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ここまで貴重な時間を使って読んで頂きありがとうございました。
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