・子育てって忙しすぎて自分の時間が全然取れない。
・自分の自由な時間がもっと欲しい。
この記事では、こういった悩みを抱えている方へ、私が実践した時間の作り方を紹介します。
こんにちはべぽと申します。私は現在、男性保育士として保育園に従事しております。まだ経験は浅い方で3年目になります。2歳児クラスと3歳児クラスを担当しました。一方で家庭も持っており、9歳と5歳の2人の娘のパパもやっています。私も妻もフルタイムでの共働きですが、お互いにフリーな時間を作ることができています。これまで失敗もたくさんしてきて、子育て観のすれ違いから夫婦げんかもよくありました。今は円満な関係を築けています。そんな私が自分の時間を確保するためのおすすめの方法をご紹介します。
目次
子どもに規則正しい生活リズムを作りましょう。リズムが整えば自分の時間は確保できるようになります。
子育てって本当に大変。子どもが小さいうちは、ほぼ丸1日拘束されるという事も珍しくありません。子どもが起きている間は、ずっと見ていなきゃいけないのかなという不安にも駆られますよね。けれども、自分の時間もやっぱり欲しい。そうだと思います。この記事を読んでくださっているあなたも親であり一人の人間ですから、自分の時間を持ちたいというのは当然のことです。
結論から言うと、
子どもに規則正しい生活リズムを作ってあげること。
これが一番効果的です。もう少し掘り下げて言うと、子どもの睡眠時間内が自分の自由な時間を確保できる時間になってきます。
生活リズムが整ってくると、
・自分がいつから自由時間を持てるのか見通しが持ちやすくなります。
・規則正しい生活リズムは子どもの成長や健康面からも良い効果を促すことができます。
こういったメリットを受けることができるようになります。
具体的な方法について次で解説していきます。
子どもに必要な睡眠時間を確保していきましょう
子どもには健全な成長を促すために理想とされる睡眠時間があります。
・1〜3歳
12〜14時間
・4〜6歳
10〜13時間
小さい子ほど、必要な睡眠時間が長いですよね。子どもは寝ている間に成長ホルモンが分泌され、脳や体の発達を促していくそうです。そのため、親と同じ時間に寝て、同じ時間に起きるのでは圧倒的に睡眠時間が足りなくなります。結果、子ども自体がイライラしやすくなったり、ぼーっとしていたりすることにつながり、行動が安定しなくなってしまいます。なので、子どもの発達という側面から生活リズムを整える=必要な睡眠時間を確保してあげることは、非常に重要になってきます。
また、子どもが起きている時間はできるだけ関わってあげるようにした方が良いです。というのも子どもが起きている時間に、親がスマホやTVばかりに夢中になってしまうと「パパやママが起きているのに自分に構ってくれないのは何故?」という不安に駆られてしまいます。その結果、注意獲得行動(親の気を引こうとする行動)が起きやすくなり、情緒が不安定になってきます。なので起きている間はできるだけ子どもとの関わり合いやコミュニケーションを意識するようにしましょう。
自分の時間は子どもが寝静まってからと割り切ってしまいましょう。はじめのうちは大変と感じるかもしれませんが、生活リズムが整ってくると「この時間まで頑張れば、好きなことできる!」とゴールイメージが持ちやすくなるはずです。
親の心の安定が子どもの安定につながります。しんどいときは無理をしないで。
そんな心の声が親御さんから聞こえてきそうです。私もここまで子育てに関する理想論ばかり述べてしまいました^^;
そうなんですよね。理想通りにいかないのが子育ての難しいところ。子どもが親の言うとおりに動いてくれたら、だれも苦労はしません。というか、この記事すら読んでないですよね。
特に子どもが小さいうち(0歳~2歳くらい)は本当にうまくいかずにイライラすることが多いと思います。
そんな時は無理せず休みましょう。どうか遠慮なく周りを頼ってください。
子どもは自分が思っている以上に親の感情を読み取ってきます。自分がイライラしていると、それが子どもにも伝染していきます。結果、イライラがさらに増すことになり負のループに陥ってしまいます。
1週間のうち1日くらいはパートナーに頼って、自分が休みの日!というのを設けるのもよいでしょう。
2~3時間程度、そんな時間が確保できるだけでも心のゆとりは変わってきます。
家事や育児の負担が重いと感じるようであれば、パートナーと話し合って負担の割合を変えてみてください。参考までに過去記事を掲載しておきます。
パートナーと話し合う事なんて無理。相談できる相手すらいない。
そんな方は、迷わず子育て支援施設を利用してください。地域の保育所や認定こども園には子育て支援機能があります。働いていなくても、一時的に預かったり、子どもと一緒に保育施設で遊ぶことができるようになっています。(詳しくはお近くの支援施設にお問い合わせください。)
そういったところで、同じ年ごろの子どもを持つ親御さんと交流したり、保育士さんに悩みを相談したりすることで心の負担は軽減できると思います。子育ては一家庭で行うには限界があり、社会全体で支えていくものと私は考えています。なので気軽に地域の施設を利用してみて欲しいです。
自分に心のゆとりができてきたら、子どもの生活リズムを整えることに注力していきましょう。
子どもを寝かし付けるには、入眠前の流れがめっちゃ大事
子どもが寝るためには、布団に入るまでの一連の行動が整っていると入眠しやすくなります。
私の家の場合は、
9時前にハミガキさせる→9時15分にベッドに入る→絵本やお話を1つ読み聞かせする
この流れを毎日続けていった結果、お話が終わって10分も経たないうちに寝静まってくれるようになりました。
お子さんの年齢によって流れは異なってくるでしょうし、最初のうちは寝入ることが難しく感じるかもしれませんが、決まった時間に寝かし付けるようにするだけでも効果は徐々に表れてきます。
根気強く続けていって欲しいと思います。
子どもが寝静まってくれれば、あなたの自由な時間はすぐそこにあります!
お昼寝について
子どもの必要な睡眠時間を確保するために、お昼寝は超有効です。保育園では13時~14時or15時くらいまで寝かし付けるのが一般的です。こちらも意識して生活リズムに取り込んでいくと良いでしょう。そうすると自分もお昼休みを取れることになり、午後からもスッキリとした気持ちで関われるようになりますよ。
・子育て中だからと言って自分の時間が持てなくなるわけではありません。
・生活リズムを整えることが子どもの成長にもプラスになり、自分の時間を確保することにつながります。
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